ウルフオブウォールストリート

金融会社に勤める友達から勧められた映画。
とにかくセックス、ヤク、ファックの嵐だった。
ジョーダンベルフォートがブローカーとなってから、くそみたいなジャンクを扱う投資会社(手数料は50%)で稼ぎまくり、独立。
そんで、そこでも稼ぎ、大儲け。途中で妻を乗り換え、IPOでイリーガルなことをし、FBIに目を付けられ逮捕。
逮捕の際には仲間をまとめて売った。
そして保釈後はニュージーランドでセミナーに登壇してるって流れの映画。

しょっぱな印象的なのはハンナが言った「稼ぐのに大事なのはリラックスだ。週に3、4回はビギナーの数。一日に2回は抜け」という話。
確かにめっちゃリラックスするだろうけどあれよな、めちゃくさそう。そんなこと気にする奴はもうからねえってことか。
あとデビッドがスカウトされる時の「このペンを俺に売れ」ってやつな。必要性を生み出すってやつだけどなにも知識が無い状態からの正解はすごい。
元奥さんの「世の中に悪い宣伝は無い」っていうのは意外だった。
どんな記事で広められるのであれ、それを知った人の中に共感、反発する人がいるってことなんかね。
この映画はコメディとして大げさにしたのかもしれんけどとにかくお祭り騒ぎ。ストリッパー、買春婦引っ張りだこ。
ことあるごとにジョーダンが煽って、セックス!ヤク!ファック!映画前半はただただその繰り返し。

だけどFBIの買収失敗あたりからどんどこ暗くなるね。
転落していく中で嫌な出来事がいっぱい起きるんだけど、その中でもドニーのやらかしがえらいことなっとる。
組織のなかのキーパーソン(男)を「俺は男もイケる」「さっさと謝れ」とか煽り続けて怒らせた挙句、警察に目撃されて逮捕されるとか
最後もジョーダンがドニーを信じて秘密捜査のことばらしたらそれを警察に垂れこむとかいやーやりおる。
カイジ安藤ばりの手のひら返し。一番初めから一緒に会社立ち上げたのにな…
どれだけ環境が変化しても接していられる人としてジョーダンは信用してたみたいだけど。ダメでしたね…
そんで最後に保釈されてセミナー開くんすよ。そんでジョーダンが溜めに溜めて「このペンを俺に売れ」ってやるんですけど
ラストシーンはなぜかセミナー参加者の一部に注目して終わったんだよねーなんでだろ。ここからまた次の世代を背負うやつが生まれることを意味してるのかな。

一本で三時間という長さだったけど、なかなか見ごたえあった。スリルとか危険を求める人の人生とかホリエモンが少しだけわかったかも。
司法取引で簡単な罪を認めて、会社を辞任しろ、そしたら金は残るよみたいなこともあっさりひるがえして、「やめねーよファック」ってしたのはわけわからんカッター
お金残った方がよくない?え、なんで反発心だけでぶっ壊すのーって混乱したわ。

でもなにより一番印象に残ったのは外国人の色素の薄い裸はきれい!えろい!ってことかな。
外人エロ動画さがそ。